アラフォーIT社長が実践する心も身体も強くなる最高の健康ルーティンの話

言わずもがな健康は大事だ。健康な状態で毎日を楽しく生きられたら、それで充分に幸せだ。

もし人生において「何かを成し遂げたい」「歴史に残る素晴らしいものを作りたい」的な目標みたいなのがある場合は、毎日の継続的な努力も必要となる。そのときの基盤となるのも健康だ。

今回は少しばかり啓発系かもしれない。まぁ情報共有だ。しゃぶってみてくれ

 


健康は大事です。人生の土台になります。

他の記事にも書いているが、私は小さなIT企業を経営している。30歳のときに起業して10年弱経つので、もうアラフォーだ。経営者ライフの中で、働き過ぎて体調を崩した時期もある。

参考「凡人以下の劣等生で社会不適合だったが起業したら年商5億円ならイケた話
参考「30歳で起業して死ぬほど働いてたら数年後にパニック障害になって絶望した話

体調不良を経験したので、今では健康が一番大事だと認識している。健康状態を保ち、美味しいごはんをたくさん食べて、NARUTOを読んだり、ちいかわを見たり、重たい物を持ち上げたりすれば、それだけで人生は幸せだと思っている。

 

IT社長なので目標的なやつもある。「やりたいことをやる」も人生にスパイスを加えてくれる。「やりたいことをやる」というのは、好きなことや楽しいこと、ましてや楽なことだけをするのとは違う。シビアなことをやる必要がある。疲れることもある。だからべースの健康状態をキープしておくべきだ。

心も身体も強い状態だとアゲインストな状況でも粘ることができる。タフな交渉にも耐えられるし、誹謗中傷や陰湿な嫌がらせも我慢できる。多少の長時間労働にも踏ん張れる。

アラフォーはやっぱり20歳の頃とは違う。身体能力が衰える。体力が減るし、代謝も落ちる。神経伝達物質とかホルモンとかも若い頃とは変化してくる。メンタルも身体から成るので、老化すると心の不調も起きやすくなる

 

アラフォーにも関わらずIT経営者として資本主義社会をサバイブする私が、健康について語る。体調不良も経験した結果、健康ヲタクに成り上がった自信もある。任せてくれ。

健康は大事です。人生の土台になります。

 

健康の基本的な考えを皆様にお伝えします。

健康をテーマに話をする上で、まず前提をおさえておきたい。この前提を皆さんが勘違いしているケースが多いので、しっかりと聞いてくれ。その後に、「睡眠」「食事」「運動」の要素に分けてそれぞれ説明をする。

人間の身体は謎だらけ。分かってないことも多い。だから絶対正しい健康法なんてものはない。

人間の身体は謎だらけで、生物学や医学においてもよく分かってないことが多い。個体による差もある。食べたものに対して消化吸収する能力も人によって違う。身体の大きさや動きも人によって違う。どんな食べ物や運動が合うかは人それぞれだったりする。数年前まで「健康にイィ!」と紹介されていたものが、逆に悪かったっていう発見もけっこうある。

「○○だけ食べればOK」「○○は身体に良いからどれだけ食べてもいい」等の極端な思想は危険。

栄養素はそれ自体に良いとか悪いはない。「現代人が不足しがちな栄養は意識して摂取するべき」ではある。基本的にはできるだけバランス良く色々なものを摂取して、その中から自分の身体がポジティブに反応するもの、要するに自分に合っているものを選んでいくべきだ。「○○だけ」系は裏側にビジネスが絡んでいるケースが多い。消費者の耳に残るトピックを取り上げたいとか、最終的に自社商品を売りたいとかだ。巧妙なマーケティングにやられてしまっている

健康ヲタクになりすぎるのも問題

思想は人それぞれだ。化学調味料や加工食品は一切食べないというのも一つの考え方だ。ベジタリアンとかビーガンとかも。ただ、あまりこだわりすぎて精神的に疲れてしまっては不健康だ。「人を騙してでも売る」みたいな悪徳な健康食品業者もいるが、日本の食品メーカーはだいたいちゃんとしている。例えば保存料なんかは流通に乗せても、腐らず食中毒など起きないように考えた結果なので、ある意味必要だ。運動についても、やりすぎは禁物。怪我したら意味無いので、正しい知識を持って取り組むべきだ。

健康の基本的な考えを皆様にお伝えします。

 

健康において最も大事なのは「睡眠」

体験べースおよび感覚ベースで、健康において一番大事なのは「睡眠」だと思う。変な言い方になるが、睡眠がしっかりできていれば、多少「食事」や「運動」がイマイチでも健康になれると思う。逆に、食事や運動をしっかりできていても、「睡眠」がダメだったら不健康になる。だが、睡眠こそ謎多き分野であり、未だに分かっていないことも多い。

睡眠軸で私が実践している健康ルーティンは以下だ。

      ・規則正しい睡眠サイクル(毎日決まった時間に寝て起きる)
      ・早寝早起(夜10時に寝て朝6時に起きる)
      ・起きたらまず日光を見る(メラトニン分泌を止め、セロトニン分泌を促す)
      ・朝散歩や午前中に日光を浴びる(セロトニン分泌を促す)
      ・夕方以降はできるだけリラックスして過ごす
      ・夜ごはんは消化吸収の良い食品を少なめで食べる
      ・夜ごはんを遅くに食べない
      ・寝る1時間前はスマホを見ない
      ・寝る前に読書(紙ベース)をして日記を書く
      ・寝る直前に腹式呼吸をして副交感神経優位にする
      ・寝具は清潔に保つ

健康において最も大事なのは「睡眠」

 

睡眠において大事なホルモンが「メラトニン」といわれている。メラトニンは脳の松果体と呼ばれる部分から、体内時計に働きかけることで、覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りを誘う作用があり「睡眠ホルモン」ともいわれている。

メラトニンは「セロトニン」が原料になっており、日中に太陽光を浴びてセロトニンを作っておくと、夜になればメラトニンの分泌量が増える。朝起きてセロトニンが分泌されてから、15時間前後にメラトニンが分泌される。良い睡眠のためには日中の過ごし方が大事なのだ。

そして、快適な入眠のためにはリラックス状態でベッドインする必要がある。そのためには夜になったらあまり興奮するようなことをせずに、副交感神経優位になるようにする。

夜ごはんに脂っこい食事をすると、寝てる間も消化吸収のために胃腸が働くことになり睡眠の質が低下するので、夜ごはんの内容にも気をつける。晩酌もしない。

 

「食事」は正しい知識が必要。日々意識する。

食事は意識して気をつけないと難しい。現代社会には、安くて高カロリーな食品が溢れ返っている。そういうものは人間の脳が「まいう~!」と感じるものだ。ラーメン、カレー、牛丼、ハンバーガー、アイス、プリン、パンケーキ、ポテトチップスなど。高糖質と高脂質に塩分を加えたものを食べるとドーパミンが放出されるのだ。

食事軸で私が実践している健康ルーティンは以下だ。

      ・朝ごはんはマストで食べる(最も重要視)
      ・三食~五食に分けて食事をする(1日一食とかはNG)
      ・たんぱく質をしっかりと摂取する(体重×2~3倍グラム)
      ・高糖質は避けて、GI値の低い複合糖質(玄米やイモ等)を摂取する
      ・粗悪な油を避けて、オメガ3脂肪酸(魚や亜麻仁油等)を摂取する
      ・効果的なタイミング(筋トレ後、間食等)でプロテインを摂取する
      ・五大栄養素をバランス良く摂取する
      ・野菜や果物を積極的に摂取する
      ・ビタミンやミネラルのサプリを摂取する
      ・腸内環境を整えるべく食物繊維や整腸剤を摂取する
      ・たまに外食して細かいことを気にせず美味しいものを食べる

「食事」は正しい知識が必要。日々意識する。

 

栄養学の専門的なことは各自調べてほしいが、基本だけお伝えする。
糖質」「たんぱく質」「脂質」が三大栄養素。カロリーがあり身体を動かすエネルギー源になるのがこの三大栄養素だ。それに「ビタミン」「ミネラル」を加えて五大栄養素となる。ビタミン・ミネラルは、ほかの栄養素の働きをフォローしたり、体の機能を正常に保つなど、エネルギーにはならないが必要不可欠な栄養素だ。「食物繊維」は栄養素ではないが、腸内環境に作用したりと必要なものだ。

栄養素は全て大事だが、特に「たんぱく質」は重要だ。筋肉をつくる源にもなるし、意識しないと摂取できないからだ。私は20代の頃は、毎日外食だったので、ラーメン、カレー、牛丼しか食べてなかった。現代社会の若者もだいたい同じだろう。ラーメン、カレー、牛丼しか食べてないので、たんぱく質不足なはずだ。

「糖質」に関しては、砂糖とか白米といった単純糖質は血糖値を急激に上げてインスリンの分泌を促す。その反動で血糖値が急激に下がる。そうなると頭がボーッとしたりする。血管にもダメージを与える。高糖質食を摂り続けると老化にも繋がり、お肌とかも汚くなる。

「脂質」に関しては、まずグラム当たりのカロリーが高い。糖質とたんぱく質は1g当たり約4kcalだが、脂質は1g当たり約9kcalだ。質量に対して多くのカロリーを摂取することになる。ポテトチップスなんかはペロサクッと1袋食べることができるが、500kcalくらいある。

 

飽和脂肪酸とか不飽和脂肪酸とか、オメガ9,6,3など色々あるが、専門的なことは割愛する。
現代人はオメガ6の油を摂りすぎている。飲食店とかジャンクフードで使われている油だ。オメガ6を極力削減して、オメガ3を積極摂取するべき。オメガ3は亜麻仁油などに含む「αリノレン酸」、魚(特に青魚)に多く含む「DHA」「EPA」のことだ。

オメガ3は、がんや高血圧の予防、余分なコレステロールや中性脂肪を減らす等の生活習慣病に効果的とされている。脳の働きを高め、記憶力や集中力アップに効果があるともいわれている。

 

重たい物を持ち上げるのは楽しいぞ。

運動の健康効果は各所で認められている。肥満対策や筋力維持はもちろん、内臓や血管などにも好影響だ。最近では脳にもポジティブといわれており、頭を良くするのに運動が効果的らしい。

私は当初は、太りたくなかったから筋トレをはじめた。痩せるだけなら食事制限でいけるが、その場合は食事を戻すとまた太ることになる。太らない身体になるには、筋肉量を増やして代謝を上げる必要がある。筋肉が増えると血管も発達して血流が良くなる。血流が良くなると、栄養がちゃんと循環されたり老廃物を流してくれるようになる。筋肉量は30歳以降は何もしなければ減り続けるらしいが、逆に鍛えれば60歳でも増やすことができる

あと筋トレをしてみて体感したが、重たい物を持ち上げるのは楽しいということだ。重量が上がっていくのは達成感がある。高負荷に対して粘ることができたら、脳内からドーパミンとかエンドルフィンなど神経伝達物質が出て快楽を覚える。また、成長ホルモンも出るので若返り効果も期待できる。

運動軸で私が実践している健康ルーティンは以下だ。

      ・週5日で筋トレをする(1回当り90分程)
      ・胸,背中,脚,肩,腕と部位を分けている
      ・できるだけ高負荷でしっかりと効かす
      ・できるだけ歩くようにする(1日1万歩)
      ・あまり長時間座らないで、意識して立つ
      ・身体を動かす時に常に筋肉を意識する
      ・フットサルやバスケに参加する(チームスポーツ)
      ・サウナにいく

重たい物を持ち上げるのは楽しいぞ。

 

皆様、興味関心があるでしょう「禁煙」について

健康について語る上で取り上げたいトピックがある。「禁煙」についてだ。私は20歳になってから34歳までタバコを吸い続けていた。1日に1箱がデフォルト。飲みにいく日は2箱吸ってた。喫煙者だったときは、お酒よりもタバコが好きだったし、メシを食ってる時には「メシ後のタバコ」を考えていた。それぐらい愛煙家だった

タバコをやめようと思ったのは、パニック障害になったからだ。パニック発作の原因に喫煙も関係していたので、これが治るなら禁煙すると決断した。34歳の7月1日に禁煙開始して、それ以来1度もタバコを吸っていない。たまに喫煙時代を思い出すが、また吸いたいとは思わない。これから死ぬまで一生タバコを吸うつもりはない

禁煙はかなりキツかった。最初の1週間がヤバかった。ずっとタバコ吸いたい!と思っていた。吸いたすぎて夜中に目覚めたり、何事にも集中ができなかったりした。喫煙の夢も何回も見て「あぁ禁煙失敗した~」って夢の中で後悔していた。対策としてやったのが、吸いたいと思ったら「水を飲んで、ガムを噛む」。1ヶ月目を耐えたら禁断症状はなくなってかなり楽になった

3ヶ月目まではタバコの習慣をなくすのに苦労した。食後のタバコ、仕事の休憩中のタバコ、待ち時間のタバコ、風呂後のタバコ…その意識があるから、頭の中にタバコがある状態だった。

半年くらい経ったら、ほぼ禁煙成功していたと思う。禁断症状もないし、タバコがない生活が当たり前になっていた。

皆様、興味関心があるでしょう「禁煙」について

 

色々調べて分かったのは、喫煙でストレス解消しているのではないということ。タバコを吸うからニコチン依存症になり、ニコチンが無くなるとストレスが溜まり、タバコを吸ってニコチンが補給されたらストレス値が戻っている。ただのニコチン依存症スパイラルだ。だから、そもそもニコチン依存症じゃなければ、タバコは必要ないということだ。

タバコを吸うと、アセチルコリン受容体にニコチンがくっついてドーパミンが出る。それで「気持ちイィ」となる。でもそのせいで自らアセチルコリンを出す能力がなくなって、ニコチンを摂取しないとそこの受容体でのドーパミン放出ができなくなる。それでニコチンに依存するようになる。

 

ニコチン依存症は酩酊がないので、過度に気分が変化して他人に危害を加えることはない。だから、法律で使用制限もしていない。がしかし、健康に悪いのは医学的にも統計ベースで見ても明らかだ。健康を大事にするならシンプルに禁煙するべきだ。

って話をすると喫煙者は色々な理由で反論してくるだろう。過去の私のように。
まぁヘロイン中毒よりは格段にマシなので許してやろう。

参考:資産数億円になってパニック障害になって幸福とは何かをガチで考えた話

 

〆のことば(メタメッセージ)

健康には、「睡眠」「食事」「運動」の要素があり、これらは相互に関連している。

健康になりたいなら普通に「禁煙」するべきだ。小学生でも分かることだ。

今回もだいたいそんな感じだ。

奇跡的にこの文章を面白いと思って頂き「コイツはどんな奴なんだい?」と興味を抱いた人がいたら、現X(旧トゥウィッター)でコンタクトして頂ければです。よろしくお願いします。