教師による暴行・暴言等の体罰が問題になったり、教師という立場を利用したセクハラが問題になることがある。私が通っていた、とある地方都市の中学校はその二刀流をこなすクソな教師がいた。
今になってそれを文春風に暴露したいとかそういうんじゃないが、今回はそのクソ教師について書く。それに連動して、日本の学校教育への疑問、大人の言うことは無視するべき理論、ロックンロールについて語りたいと思う。
暇つぶしに読んでみてくれ。言うまでもないが、これはアレだ。日記だ。
具体的な体罰とセクハラについて供述します
私は、とある地方都市の市立中学校に通っていた。私はサッカー部に所属していた。その顧問がクソな体育教師(以下、K教師という)だった。
その中学のサッカー部はたまたま上手な子が集まったりしたことで大会で優秀な成績をおさめたりしていた。特に私が1年生の時の3年生が強くて大会で優勝したりもしていた。K教師は「俺のチカラ」と言わんばかりに威張り散らしていた。自分の指導のおかげと完全に勘違いしていた。
K教師は腹が出ていたが、ふくらはぎの筋肉は隆々としていた。アラフォーで髪型はオールバックにして頭頂部のハゲを隠していた。肌の色が異常に黒かった。定期的に発動する暴力行為のほか、人格否定や教育指導からは逸脱した罵詈雑言は多発していた。
具体的な暴行・暴言等の体罰を列挙する。主に1年上の先輩や同級生、そして私自身に対して行われていたことだ。
- ・椅子やベンチを蹴って脅すようなことは日常茶飯事
- ・生徒に対して「お前」とか「舐めてたら殺すぞ」みたいな発言は当たり前
- ・キーパー練習の時に、キーパーの顔や腹を蹴る
- ・キーパーを部室にまで連れて行き殴る蹴る
- ・「今何時や?」と言いながら腕時計を額にブツけてくる
- ・傘立てを投げてくる
- ・プールに落とそうとする(抵抗して耐えたが)
- ・履いていたスパイクを脱がせて、森林に投げ捨てる
- ・階段から突き落とされる(それで腕が折れた生徒がいた)
など
以下は体罰に該当する分からないが、教育や指導という領域からは逸脱していたんじゃないのかい?と思うようなこともある。
- ・シュートを外したら、グランド100周走らされる
- ・ヘディング練習の時に投げるのをミスったら、グランド100周走らされる
- ・K教師の気に食わないことがあったら100周走らされる
- ・相手のシュートブロックが出来なかったら、スライディング1000回させられる
- ・返事の声が小さい場合、グランドの隅で「ハアァァイ!!」を100回シャウトさせられる
- ・何かしらK教師の判断で部活停止にさせられたら、学校内の掃除をさせられる
- ・大会の前に坊主にさせられる(五厘にしたら高く評価される)
など
K教師はサッカー部以外に陸上部の指導もしていた。そこでは顧問という立場を利用して女子生徒にセクハラをしていた。
- ・ストレッチというテイで女子生徒の身体に触り揉む
- ・筋トレの補助というテイで女子生徒の身体に触り揉む
- ・練習の時に「ブルマ」の着用を強要する
- ・「性事情」に関する話題を振る(彼氏がいるのか?どういうことをするのか?等)
- ・部活の休憩中の女子がいたら100%話かけにいく
- ・派手めの下着をしていて白シャツから透けてる女子には100%近づいていく
など
日本の学校教育への疑問を言いたい
上記に記載の通り、K教師は体罰とセクハラの二刀流をこなすクソな教師だった。でも、田舎の中学生にとっては、「教師」という立場の大人から怒鳴られたり、暴力的なことをされたら、シンプルに怖くて従うしかなかった。気持ち的には「これはおかしくないか?」とか「ムカつく」という反抗の精神があったが、実際のところ何か対抗するためのアクションはできなかった。
女子生徒がセクハラされてたことに関して、その心情については、自分にとっては迷宮入りであるが、普通に「嫌だ」「気持ち悪い」と思ってた女子が多いと思う。下手したら、私のような‘思想家’になっている可能性もある。
一度、K教師に階段から突き落とされた生徒の腕が折れたことがあり、さずがにこれはやっべーぞってなった。親に報告して、サッカー部の親とK教師との間でディスカッションが行われた。ただ、学校側がK教師を擁護した。K教師はサッカー部の大会で結果を残していたし、たぶん校長はK教師が怖かったんだろう。なんか有耶無耶な感じになり、指導の中での事故みたいな形で処理された。むしろ生徒側・親側に対してあまり騒ぎにしないでくれみたいな諭しがあった。
当時から私が思っていたことは、まず「学校教育はクソ」ということだ。もちろん私の体験は個別ケースであり、なんなら特殊ケースかもしれない。時代の問題もあるかもしれない。学校教育の中で一生懸命頑張っている先生もいるんだとは思う。熱い先生、優しい先生はいるのだろう。
ただ、少なくとも自分は良い先生には殆ど出会わなかった。この中学校の先生は全員チンカスだったと思う(高校は比較的マシだった)。K教師以外の英語の先生にも私は殴られた。野球部で社会の先生には「授業態度が悪い」ということで何故かトイレに連れて行かれて殴られた。バスケ部の顧問もキャプテンを殴っていた。
根本的に、「教師」という立場が偉くて、生徒は「下」。指導という建付けの中で、教師の気に食わないことがったら、暴力を振るうのはアリっていう状況。生徒が自分の意図しないことをすると、怒鳴るとか怒ることで支配しようとしていた。暴力や暴言を使わないと、「下」の子どもとコミュニケーションできないってヤバイでしょう…?自らの教師としての指導力の無さを見せつけていたとしか言いようがない。
当時は中学生のガキなので、部活で起きることが自分たちの世界の殆どだったが、今思うと、「何でシュートを外して、人格否定されてたのか」謎でしかない。個別の特殊ケースかもしれないが、公立の中学校でナチュラルにそういうことがあったというのが疑問でしかない。
話が飛躍するかもしれないが、「授業」もぶっちゃけ意味わからん。何で1時間くらいじっと座って、ジジババの話を聞かされないといけないのか。学校の「授業」はほとんど意味なかったと思う。授業なんて1ミリも聞いてなかったし覚えてなかった。私の友達でも授業を聞いてた奴は1人もいない。普通に誰一人として授業は聞いてなかった。テスト期間中に教科書を読んだくらいだと思う。それで一定の点数が取れてたんで、授業は意味無かったんじゃないか?
って思うんだが、それは要するに私にとってはその勉強法の方が適していたということだ。座って人の話を長尺で聞くのが困難な私にとっては、いわゆる日本の学校教育スタイルの授業での勉強は適してなくて、1人で読書する方が知識をインプットすることができた。ケースは色々だと思うが、日本の学校教育のやり方は苦手で、それ以外なら出来たのにって子はたくさんいると思う。
大人の言うことは無視するべき理論です
私は、この中学校での出来事が原体験になったのかもしれないが、そこから転じて「大人の言うことを聞く必要はない」という思想の持主になった。いや、大人というか「他人の言うことを聞く必要はない」が正確かもしれない。ほとんどの場合、何か言ってくる人は自分の主観を基にして言ってきている。
K教師を中心として私の中学の先生たちも「自分の指導が正しい」と思いながら殴ったりしてきていたと思う。殴ったり叫んで指導するのが正しいと思っていたはずだ。でも普通に間違ってる。だからそんな奴らの話は聞く必要ない。
冷静に考えて、社会で経済活動をする上で、他人に対して暴力を振るったり暴言を吐いて、自分の意思を伝えるのはあり得ない。だが、そうしないと子どもともコミュニケーションが出来ない人間の言うことが正しいわけがない。そして、K教師たちが、未来を生きる子どもたちの「やりたいこと」とか「やるべきこと」を知っているわけがない。教師世代と生徒世代で生きる時代が異なるから当然だ。今は「常識」がどんどん変わる世の中なのだから。
まぁでも「歴史から学ぶ」のは大事らしい。人の意見を参考にするのはメタ認知能力を高める上ではアリならしい。確かに、歴史から学んだり、本を読んで、自分の認識や世界観を広げることで考える視野も広がるんだと思う。部活で起きることが自分たちの世界の殆どだった中学生の時から考えて、今は視野が広がった。それは色んなことを学んだからだろう。
がしかし、自分らの世代で新しいことをやろうとしているのに、時代遅れのクソ爺とかクソ婆の言ってることが当てはまるのかは怪しいので、大人の言うことは全て無視して、中学生の「今」考えていることをやればいい。はっきり言って親の言ことも聞く必要ない。親の財布から1万円を盗んでギターを買いに行くのがベストな行動だ。
体制への反抗というロックンロール精神です
私の中学校はクソだった。K教師もクソだった。だが、クソだったからこそ、友だち同士で楽しむことができたという逆説的な効用はある。なんと言うか、支配体制だからこそ、生徒同士での連帯感が生まれたし、隠れてこっそり「ふざける」ことが楽しかった。
クソ教師へのカウンタースピリットがエネルギーになっていた。ある意味、これも俺の原体験かもしれない。体制への反抗というロックンロールな精神だ。
今も、小さな力しかないミニマムチームが既存の支配層を破壊して、新しいモノを作るっていうのに楽しさを感じている。隠密に爆弾を作るということだ。そう考えると、見方を変えればK教師にも感謝するべきかもしれない。
参考:「凡人以下の劣等生で社会不適合だったが起業したら年商5億円ならイケた話」
〆のことば(メタメッセージ)
分かってるよ。分かってるだろ?
これはアレだ。日記だ。
奇跡的にこの文章を面白いと思って頂き「コイツはどんな奴なんだい?」と興味を抱いた人がいたら、現X(旧トゥウィッター)でコンタクトして頂ければです。よろしくお願いします。
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— 高木直也|ChooseHappyLife運営 (@Choose_H_Life) March 27, 2024